野島建設 温かい人が集まる暖かい家 NOJIMAの“ゼロ・ハウス“

電話

0765-24-6330

野島建設 温かい人が集まる暖かい家 NOJIMAの“ゼロ・ハウス“

スタッフブログ 建築の声が届く政治 国会議員に一級建築士が一人しかいない現実

2025年07月28日

こんにちは。
 
今年も半分が終わろうとしています。
 
年々月日が経つのが早くなっていますので、一日を無駄にしないように気を付けないといけないですね。
 
 
 
先日、東京都議会議員選挙が行われていましたね。
富山県民の私にとっては直接関係のある選挙ではありませんが、当選者などを見ていると弁護士、医師、公認会計士など、難関国家資格を持つ方々が多くいらっしゃることに気づきました。
そこでふと、「一級建築士を持つ議員さんって、どれくらいいるんだろう?」と気になって調べてみたのです。
 
今回は国会議員に限定して調べましたが、検索に出てきたのはたった1人でした。
(もし他にもいれば教えてください!)
 
一級建築士といえば学科と製図の両方を合格し、さらに最低2年の実務経験なども必要で、非常に難易度の高い資格です。
田中角栄元首相も一級建築士を持っていたことは有名ですが、よく言われる「登録番号1番」は実際には都市伝説のようですね。
 
(正確に言えば田中角栄元首相は合格証の第1号であったようです)
 
 
 
・建築の声が届く政治
 
日本の産業の中でも建設業は就業人口の1割以上を占めているにもかかわらず、建築士出身の国会議員が極端に少ないというのは少し寂しい気がします。
建設業界は、土木まで含めると、災害時の復興から住宅の安心・安全、省エネ、地域経済の活性化など、政治と密接に関わるテーマが山ほどある業界です。
だからこそ私たちの実情や想いが政治の場でも共有され、活かされるような仕組みや代表者がいても良いのではと感じました。
 
 
 
私も一級建築士を持っていますが、政治家を目指すつもりはありませんので、声をあげられる誰かが、現場の知見を政治に反映してくれることを願っています。
そして自分たちも一市民として関心を持ち、意見を届ける努力は続けていかねばと思う次第です。
 
家づくりの現場からも、少しずつ世の中を良くできるように。
そんな想いで、これからも仕事に取り組んでいきたいと思います。
 
 
 
~NOJIMAの紡ぎ繋ぐプロジェクト~
野島建設株式会社 社長
 
一級建築士 野島比呂司

閲覧履歴

arrow