野島建設 温かい人が集まる暖かい家 NOJIMAの“ゼロ・ハウス“

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スタッフブログ 安全な土地の整備

2024年06月22日

こんにちは。
暑さが厳しい日が続くようになり、エアコンのお世話になりっぱなしの野島です。
暑い時期になる前に能登の仮設住宅の工事がほとんど終わって助かったと思っている次第です。
 
 
 
今日は能登での仮設住宅プロジェクトに向かう途中の道路状況について感じた、「盛り土」と「切土」のについてお話しできればと思います。
 
盛り土は土を積み上げて地形を変える工法で、この方法で造られた道路が崩壊している場所を多く目にしました。
これに対し切土は元々の地面を削り取る工法で、こちらは比較的安定しており、問題が少ないと感じています。
 
自然に則した造形よりも、無理な土地の形状変更が災害時のリスクを高める可能性があることです。
 
 
 
・安全な土地の整備
例えば、もともと海岸線に沿っている県道などはほとんど被害がないのに対し、能登里山道のように後から大幅に地形を変更して作られた部分では、一部が倒壊していることがあります。
 
以前にも盛り土の不法投棄がテレビで問題になっていましたが、その時から盛り土が将来的な安全性に問題を引き起こす可能性を感じていました。
この経験が今回の地震での盛り土部分の崩壊と重なり、さらにその考えを強くしました。
 
宅地造成される土地はやはり多くありますが、富山県の場合はほとんどが平地を触っているので盛り土の心配はほぼありません。
しかし山間部など一部ではいまだに盛り土が需要な要素である場合もあります。
適切な建設基準の遵守が求められるし、経験も重要になってくるでしょう。
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 
 
 
~NOJIMAの紡ぎ繋ぐプロジェクト~
野島建設株式会社 社長 野島比呂司

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