株式会社中田工務店

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「にゅう」を作る

2019年10月10日

こんにちは、総務部の渡辺です。
 
稲刈りが終わる頃、我が家では毎年ワラを使って「にゅう」を作っています。
 
(このワラは来年の野菜畑には欠かせない大事な存在)
 
にゅう・・本当にこんな呼び名なのか?と調べてみると「にお(稲積)」という
 
言い方が標準のようです。私の住む地域だと言葉がなまって「にお→にゅう」
 
になったのでしょうか・・不明。
 
 
 
さて、軽トラで田んぼを3回往復して横手に積み上げて、にゅうの製作です。
 
ワラを円錐状に積みながら荒縄で周囲を締めていきます。

 
 
 
積み上げては積み上げて・・次第に高くなっていきます。
 
屋根になる部分にはワラの束の向きを反対にして積み上げます。

 
 
 
屋根を作った後に、てっぺんにのぼって上から体重をかけます。
 
フワフワのワラを締め固めますが、不安定な高所は少し苦手です・・
 
努力の甲斐あっか、にゅうの背丈が少し縮んだ感じがしますね。
 
 
次に来年の春まで、この乾いたワラの状態で保存できるように周囲にブルーシートを被せます。
 
最初は新しいシート、次に古いシートを重ねて紫外線によるシートの劣化を防いでいます。
 
(来年はこの新しいシートが外側になります)
 
最後はシートの足元には重しとなる石を置いて完了です。
 
 
台風が来るとシートが飛んでしまうことも過去にありました。
 
そうなってしまうと、乾いたワラが湿ってしまい野菜畑に使えない状態に・・。
 
(でも、カブトムシの幼虫やサナギはいっぱいですが・・)
 
今回のにゅうは来年までもってくれるのでしょうか・・
 

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